お尻に友達ができた話

どうも藤沢です。

 

僕は毎日学校まで自転車で往復しているんですがその距離が片道だけで8㎞あるんです。

まあ体力面でも全然問題はないんですが、もう2年くらい続けているせいかお尻がくそ痛くなるんですよ

そして痛さが蓄積してくると、赤いできものができるですよ

そのできものがいかんせん厄介なやつで、サドルにお尻を置くと激痛が走るんですよ。ケツは人間のクッションなんだから痛いのはおかしいだろ!と激怒したいところなんですが、ふわふわなんで許します。

 

そして今日も例によって赤いできものができてしまったんでイライラして学校に向かったんですが、よく良く考えれば僕が悪いなと。

だって毎日毎日過酷な労働環境にお尻を置いているため、リコールという名のできものが出来たとしても文句は言えません。

 

むしろ称えるべきなのだと。

1こぎ2こぎと、日々こぎこぎ波状攻撃に耐えているのはとても常尻じゃあ不可能です。

 

なので僕はできものリコールを受け入れ、コートリル軟膏を塗ってやりました。

そして辞職の猶予1週間の登校中、感謝の気持ちを伝えることにしました。

 

「今までごめんな、ありがとう」

 

「...........」プッ

 

返事はないけど屁んじはありました。

 

「友達にならないか??」

 

「...........」ププッ

 

「今日からお前はケツァルコアトルだ!」

 

「...........」プー!

 

ケツァルコアトルは嬉しかったのか赤面になっていました。

 

僕とケツァルコアトルは約1週間、翼をたなびかせながら学校に向かうのでした。